台風の通過後、天井のシミや壁のにじみ、床の濡れに気づいて不安になるケースは少なくありません。
強風や豪雨が重なる台風では、普段は問題のない住宅でも一時的に防水性能が低下し、水漏れが発生することがあります。
目に見える被害が小さくても、放置すると建物内部に水が回り、修理範囲が広がる可能性があります。
被害を最小限に抑えるためには、原因の傾向を把握し、発生時に取るべき行動を理解しておくことが重要です。
この記事では、台風による水漏れが起こる主な原因から、実際に発生した際の対処法、事前にできる対策までを解説します。
台風によって水漏れが起こる主な原因
まずは、台風によって水漏れが起こる主な原因についてご紹介します。
台風によって水漏れが起こる主な原因
・強風や豪雨による屋根や外壁、排水まわりの不具合
・窓やサッシ周辺の防水性能の低下
強風や豪雨による屋根や外壁、排水まわりの不具合
台風時の強風は、屋根材や外壁にわずかなズレや浮きを発生させることがあります。
普段の雨では問題が表に出なくても、横殴りの雨が長時間続くことで、その隙間から雨水が侵入しやすくなります。
さらに、豪雨によって雨樋や排水口に落ち葉やゴミが詰まると、排水が追いつかず水があふれてしまいます。
行き場を失った雨水は、外壁や屋根の取り合い部分から内部へ回り込み、天井や壁の水漏れとして現れることがあります。
このような排水まわりの不具合は、台風が過ぎ去ったあとに初めて気づくケースも多く、被害が進行してから発覚しやすい点が特徴です。
窓やサッシ周辺の防水性能の低下
窓やサッシ周辺は、建物の中でも特に雨水の侵入を受けやすい部分です。
コーキング材の劣化やゴムパッキンの硬化が進んでいると、台風時の強い雨風に耐えきれず、防水性能が十分に発揮されなくなります。
その結果、窓枠の下部やサッシの隙間から水が入り込み、壁の内部へと浸透していきます。
すぐに室内へ水が落ちてこない場合でも、時間が経ってから天井や壁にシミや湿りとして現れることがあります。
外見上は小さな劣化に見えても、台風のような過酷な環境下では水漏れにつながりやすいため、特に注意が必要な原因の一つです。
台風による水漏れが発生したときの対処法4選
次に、台風による水漏れが発生したときの対処法4選についてご紹介します。
台風による水漏れが発生したときの対処法4選
・被害箇所を確認して応急処置を行う
・漏電や感電を防ぐため電源を確認する
・家具や家電を移動して被害を抑える
・被害状況を写真で記録しておく
被害箇所を確認して応急処置を行う
水漏れに気づいたら、まずは被害が出ている場所を落ち着いて確認することが重要です。
天井や壁、窓まわりなど、水が垂れてくる箇所や湿っている部分を一つずつ把握していきましょう。
場所を特定できたら、バケツやタオルを使って水を受け、床や家具に水が広がらないよう応急処置を行います。
また、水の量が多い場合は、こまめに取り替えることで被害の拡大を防ぎやすくなります。
初動が遅れると被害が一気に広がる可能性があるため、できるだけ早く対応することが大切です。
漏電や感電を防ぐため電源を確認する
水が電気設備の近くまで及んでいる場合は、漏電や感電の危険が高まります。
濡れた手でスイッチや家電に触れることは非常に危険なため、無理に作業を続けるのは避けましょう。
状況に応じてブレーカーを落とし、まずは安全を確保することが優先されます。
特に天井からの水漏れは、照明器具や配線付近に水が回りやすい傾向があります。
少しでも不安を感じた場合は、電気系統には触れず慎重に行動することが重要です。
家具や家電を移動して被害を抑える
水漏れが床や壁際に広がりそうな場合は、家具や家電をできるだけ早く移動させます。
濡れた状態が続くと、木製家具の変形や家電の故障につながり、被害が長引く原因になります。
移動が可能なものから優先的に避難させることで、二次被害を防ぎやすくなります。
重くて動かせない家具については、脚の下にタオルやブロックを置くなどの対策も有効です。
被害を最小限に抑えるためにも、周囲の状況を見ながら柔軟に対応しましょう。
被害状況を写真で記録しておく
水漏れの状況は、時間の経過とともに変化していくことが多いものです。
発見した直後の状態を写真で記録しておくことで、後から被害状況を正確に把握できます。
水が垂れている位置や濡れている範囲を複数の角度から撮影しておくと、状況が伝わりやすくなります。
修理を依頼する際にも、写真があると説明がスムーズに進みます。
どの場所から、どの程度水が漏れていたのかを残しておくことは、その後の対応を円滑に進めるうえで非常に役立ちます。
台風による水漏れを防ぐための事前対策
最後に、台風による水漏れを防ぐための事前対策についてご紹介します。
台風による水漏れが発生したときの対処法4選
1.屋根・外壁・排水口の不具合を事前に確認する
2.窓やサッシの防水状態を確認する
3.台風前に水回りの異常がないか確認する
①屋根・外壁・排水口の不具合を事前に確認する
台風前には、屋根材の浮きや外壁のひび、雨樋や排水口の詰まりがないかを確認しておくことが重要です。
これらの部分は普段あまり意識しない場所ですが、強風や豪雨の影響を直接受けやすい箇所でもあります。
小さなズレや詰まりでも、台風時には大量の雨水が流れ込み、水漏れにつながる可能性があります。
事前に点検し、異常があれば早めに対処しておくことで、水漏れのリスクを大きく下げることができます。
②窓やサッシの防水状態を確認する
窓やサッシ周辺は、台風時に雨水が侵入しやすいポイントです。
コーキング部分に割れや剥がれがないかを事前に確認し、防水性能が保たれているかをチェックします。
劣化が進んでいる場合は、台風前に補修を行うことで、雨水の侵入を防ぎやすくなります。
見落としやすい細かな部分ほど、水漏れの原因になりやすいため、注意して確認することが大切です。
③台風前に水回りの異常がないか確認する
室内の水回りに異音や違和感がないかを確認しておくことも、重要な事前対策の一つです。
配管や設備に小さな不具合がある状態で台風を迎えると、気圧や水圧の変化によって水漏れが発生しやすくなります。
普段と比べて水の出方に違和感がないか、床や壁に湿りがないかも確認しておきましょう。
台風前に異常を把握しておくことで、被害の拡大を防ぐことにつながります。
台風による水漏れでお困りの方は宮崎水道サービスへ
ここまで、台風による水漏れについてご紹介してきました。
要点を以下にまとめます。
- 台風時の水漏れは屋根やサッシなどの劣化が原因になりやすい
- 発生時は安全確保と被害拡大防止を優先することが重要
- 事前点検を行うことで水漏れリスクを下げられる
とはいえ、台風後の水漏れは原因の特定が難しく、見えない部分で被害が進行していることもあります。
宮崎水道サービスでは、水漏れの点検や修理に対応しています。
台風後の水漏れに不安を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

