
「トイレが水漏れしてしまった…」
「トイレの水漏れの対処法が知りたい!」
水回りのトラブルに遭遇した方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
トイレの水漏れは、急に起こると戸惑いや不安を感じやすいトラブルのひとつです。
日常的に使う設備だけに、放置すれば水道料金が上がるだけでなく、床や壁を水浸しにしてカビや悪臭の原因となる恐れもあります。
そこで今回は、トイレの水漏れが起こる原因をはじめ、万が一トラブルに遭遇したときの対処法や業者へ依頼する際の注意点などを詳しく解説します。
本記事のポイント
・トイレの水漏れが起こる原因がわかる
・万が一トラブルに遭遇したときの対処法や業者へ依頼する際の注意点がわかる
また、宮崎水道サービスでは、トイレなどの水まわりのトラブルから、水道の複雑な工事まで、幅広いサポートを行っています。
宮崎県内で水まわりのトラブルに遭遇した方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
トイレの水漏れが起こる原因
トイレの水漏れは、日常生活の中で突然発生し、住まいの衛生面や家計に大きな影響を与えます。
その原因は大きく分けると、タンクや給水部分、排水部分など、複数の箇所に潜んでいることが多いです。
トイレの水漏れが起こる原因
1, タンク内部のトラブル
2, 接合部や排水系の劣化
①タンク内部のトラブル
トイレの水漏れ原因でよく見受けられるのが、タンク内部の部品トラブルです。
フロートバルブは水が流れ出るタイミングを調整し、ボールタップはタンク内の水位を一定に保つ役割を持っていますが、長年使い続けるとゴム製のパーツが硬化したり、樹脂製部品が割れたりして機能不全を起こす場合があります。
こうした部品に不具合が生じると、タンク内に常に水が流れ込んでしまい、便器の中にチョロチョロと水が流れ続ける現象につながることが多いです。
また、タンクと便器を繋ぐ密閉部分が損傷していると、タンクから外側へ水漏れが起こり、床や壁を濡らす原因にもなるでしょう。
タンク内部の不具合は目視しづらい面がありますが、フタを開けて点検すれば、フロートバルブやボールタップが適切に動いているか確認できます。
もし異常な作動音がしたり、水が常に流れていたりするようであれば、消耗部品の交換やゴムパッキンの取り替えが必要になるケースが少なくありません。
②接合部や排水系の劣化
トイレの水漏れは、タンクだけでなく、給水管や便器周辺のパッキン、さらには排水系の部品の劣化にも原因が潜んでいます。
便器と床の接合部には封水が保たれるようゴム製のパッキンが取り付けられていますが、このパッキンがひび割れたり、何らかの衝撃でズレていたりすると、洗浄時に床へ水が漏れ出すことがあります。
また、給水管を便器側につなぐナットや接合部が緩んでいる場合、そこからポタポタと水が落ち続けるケースもあるでしょう。
こうした部品のトラブルは、タンク内部よりも外観で確認しやすいものの、経年劣化が進むにつれて少しずつ漏れが発生するため、日頃から気づきにくいという特徴があります。
特に、床下にまで水が回ってしまうと、床材の腐食やカビの発生につながり、修繕費が高額になる恐れもあるため、小さなシミや異音を見逃さないようこまめにチェックすることが肝心です。
トイレが水漏れした時の対処法
トイレで水漏れが発覚すると、日常生活に大きな支障が出るだけでなく、床や壁の内部に被害が広がれば修繕費がかさむリスクも高まります。
発見時には慌てることも多いですが、適切な手順で対処すれば被害を最小限に抑えることが可能です。
以下は、トイレが水漏れした時の対処法です。
トイレが水漏れした時の対処法
1, 止水栓を止める
2, 水で濡れた箇所を拭く
3, 水漏れ箇所を調べる
①止水栓を止める
トイレで水漏れを発見したら、まずは便器やタンクへ水が供給されるのを止めるのが第一のステップです。
多くのトイレには床や壁に近い位置に止水栓が備わっており、これを時計回りに回すことで水の流れを一時的に遮断できます。
万一、止水栓が見当たらない場合や固くて回らない場合は、建物全体の元栓を閉める方法もありますが、共用住宅などでは周囲に断水の影響が及ぶことに注意しなければなりません。
止水栓を止めることで漏れの被害が拡大するのを防ぎ、水道料金の急上昇や床下浸水を最小限にとどめることが可能です。
止水栓がうまく機能しない場合は、すぐに水道業者を呼ぶなどの対処が必要ですが、多くの場合は簡単なハンドル操作のみで水を止められるため、まず落ち着いて場所を確認し、確実に回して水をストップさせることが大切です。
②水で濡れた箇所を拭く
水の供給を止めたら、次に行うべきは漏れによって濡れてしまった床や壁の箇所を拭き取り、被害箇所を正確に把握する作業です。
水分が残っていると漏れの原因や範囲が判断しづらくなるうえ、放置すればカビや悪臭の原因になりかねません。
雑巾やタオルを使ってしっかりと水気を吸い取り、床の材質によっては乾いた布で仕上げ拭きを行うと良いでしょう。
このとき、多少時間がかかっても構わないので、丁寧に拭き上げることで、後から漏れの再発や水がしみ込んでしまうのを防げます。
濡れた箇所を拭くことで、どこから水が染み出しているのか、あるいはタンクや配管のどの部分に不具合があるのかが、より明確に見えてくることもあります。
拭き取りを終えたら、次のステップとして具体的な漏れ箇所を確認する作業へ移行し、問題箇所に応じた対処を検討していくのがスムーズです。
③水漏れ箇所を調べる
まずはタンク内部を確認し、フロートバルブやボールタップなどの部品が正常に機能しているかを見ます。
もし常に水が流れ続けているようであれば、部品の劣化やパッキンの隙間が疑われるでしょう。
次に、給水管や排水管、便器と床の接合部など、外側から目で見て分かる箇所を順々にチェックします。
水滴が溜まっている場所や、わずかなシミが残っている部分があれば、その周辺が漏れの発生源の可能性が高いです。
とくに古いトイレや、長年メンテナンスを行っていない設備では複数箇所が同時に劣化しているケースもあるため、一部だけ修理しても根本的な解決にならない場合があります。
水漏れは放置すれば周囲の建材を傷め、さらには階下の住戸や他の部屋にも被害を及ぼす恐れがあるため、早めに問題箇所を特定し、必要に応じて専門家へ相談することが理想的です。
トイレの水漏れを自分で修理できない場合は?
トイレの水漏れは、部品の取り替えやパッキンの交換など、比較的簡単な作業で解消できるケースもあれば、配管全体を見直すような大がかりな修理が必要なケースも存在します。
タンク内部の小さな劣化パーツであれば、DIY向けの交換部品がホームセンターなどで手に入ることも珍しくありませんが、配管からの水漏れや便器自体の亀裂が疑われる場合は、素人判断で対応するとかえって症状を悪化させるリスクがあります。
さらに賃貸住宅の場合は、勝手に大きな修理を行うとトラブルを招く可能性があるため、オーナーや管理会社への連絡が先決となるでしょう。
もし自分での修理に自信がなく、原因もはっきりしない場合は、早めに専門業者へ相談し、正確な調査と修理の見積もりを取ることをおすすめします。
トイレの水漏れを業者に依頼する際の注意点
トイレの水漏れが大規模だったり、原因がはっきりせずに自力では対処できない場合には、水道修理の専門業者へ依頼することが多いでしょう。
ただし、業者に頼めばそれで安心というわけでもなく、ポイントを押さえておくことで、スムーズかつ適正な料金で修理を進められる可能性が高まります。
次に、業者に依頼するときに特に意識したい3つの注意点についてご紹介します。
トイレの水漏れを業者に依頼する際の注意点
1, 見積もり内容をよく確認する
2, 緊急対応や作業期間を確認する
3, 保証やアフターサービスをチェックする
①見積もり内容をよく確認する
業者に修理を依頼する際には、口頭の説明だけでなく、作業内容や費用の内訳が明記された書面を交付してもらうのが望ましいです。
部品交換代、人件費、出張費などがどのように計算されているかを把握すれば、後から「思っていたより高額になった」といったトラブルを避けやすくなります。
また、複数の業者から見積もりを取って比較検討することで、妥当な価格かどうかを判断しやすくなるでしょう。
②緊急対応や作業期間を確認する
トイレの水漏れは放置できるものではないため、緊急時の対応や作業期間の目安を事前に確認しておくことが大切です。
24時間対応を謳っていても、実際には夜間や休日は割増料金が適用される場合があるため、状況に合わせて依頼するタイミングを見極める必要があります。
特に、漏れの規模が大きい場合や配管全体の交換が必要となるケースでは、完了までの日数や水が使えない期間などをしっかり把握しておくと安心です。
③保証やアフターサービスをチェックする
修理後に同じ箇所で再び水漏れが発生した場合や、工事による二次被害が起こった際の保証体制が整っているかを確認することも重要です。
優良な業者であれば、一定期間の保証やアフターサービスを用意しており、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれるケースが多いです。
修理費用だけを重視せず、保証の有無や内容をチェックし、長期的な視点で安心できる選択を行うことを心がけましょう。
水まわりのトラブルは宮崎水道サービスへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、水漏れがスピリチュアル的に意味することを場所別にご紹介しました。
トイレの水漏れは、タンク内部の劣化から給水・排水部分の接合不良まで多岐にわたり、原因によって対処方法や必要な部品が異なる点が特徴です。
住まいを清潔で安全な環境に保つためにも、トラブルの兆候を見逃さない習慣を心がけ、必要に応じて適切な対処を選択できるよう備えておきましょう。
もし水道業者に修理等を依頼する際は、水道工事や専門的な作業が伴う可能性があるため、豊富な知識や実績を持つ「水道局指定業者」を選ぶと良いでしょう。
また、宮崎水道サービスも、水道局指定業者として宮崎県内のエリアを対象にサービスを提供しているので、トラブルに遭遇した際にはぜひお気軽にお問い合わせください!