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2025.3.3

【排水口が流れにくい原因と対処法とは?】自分でできる掃除方法と予防のポイント!

【排水口が流れにくい原因と対処法とは?】自分でできる掃除方法と予防のポイント!

キッチンやお風呂、洗面所など、日々の生活で頻繁に使用する水回り。

中でも「排水口が流れにくい」と感じた経験のある方は多いのではないでしょうか。

流れが悪くなると、水がスムーズに引かず、シンクや浴槽に水がたまってしまい、非常に不快なものです。

さらに放置してしまうと、完全に詰まってしまい、最悪の場合は業者を呼ぶことになってしまいます。

こうした排水の不具合は、突然起こるように思えて、実は日々の蓄積が原因であることがほとんどです。

髪の毛や食べカス、油分、石鹸カスなどが時間をかけて少しずつ溜まり、排水管の内側に膜を作って水の通り道を狭めてしまうのです。

日常のちょっとした掃除や予防策で、詰まりを防ぐことも可能なため、まずは原因と対処法を正しく知ることが大切です。

そこで今回は、排水口が流れにくい原因から対処法、予防策までを分かりやすく解説します。

自宅でできる掃除の手順や、やってはいけない注意点も合わせてご紹介しますので、水回りのトラブルを未然に防ぎたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

排水口が流れにくいのはなぜ?

まずは、排水口が流れにくい原因についてご紹介します。

排水口汚れにくい原因

1, 汚れや異物の蓄積
2, 排水管の構造や傾斜の問題

①汚れや異物の蓄積

排水口が流れにくくなる最も一般的な原因は、汚れや異物の蓄積です。

キッチンであれば油汚れや食べカスが主な原因となり、お風呂では髪の毛や石鹸カス、洗面所では歯磨き粉や化粧品の残りなどが詰まりやすい要素となります。

これらが日々少しずつ溜まっていき、排水管の内壁に付着していくことで、排水の通り道が狭まり、水の流れが悪くなってしまうのです。

特に注意が必要なのが、油分や石鹸カスなどの「溶けた汚れ」です。これらは排水口の奥まで流れていき、目に見えない場所で固まることで、詰まりの原因となります。

最初は少し流れが悪い程度でも、ある日突然水がまったく流れなくなるといったケースも少なくありません。

日常的に排水口の状態を観察し、流れの悪さを感じたら早めの対処が重要です。

②排水管の構造や傾斜の問題

汚れ以外にも、排水管そのものの構造や設置状況が原因で流れが悪くなる場合があります。

たとえば、排水管に十分な傾斜がついていないと、自然に水が流れにくくなり、排水が滞る原因になります。

また、古い住宅では排水管の内側にサビや劣化による凹凸が生じていることがあり、そこに汚れが溜まりやすくなることで、排水不良が起こりやすくなります。

加えて、リフォームなどで複雑な配管がされている場合、排水がスムーズに流れない構造になっていることもあります。

こうしたケースでは、日常の掃除だけでは改善が難しいため、構造そのものを見直す必要が出てくることもあります。

排水口の詰まりが頻繁に起こるようであれば、配管の問題を疑って専門業者に相談するのが賢明です。

排水口が流れにくい時の対処法

次に、排水口が流れにくい時の対処法についてご紹介します。

排水口が流れにくい時の対処法

1, 排水口のゴミや髪の毛を取り除く
2, 重曹とクエン酸を使用する
3, 市販のパイプクリーナーで洗浄
4, ワイヤーブラシやラバーカップを使う

① 排水口のゴミや髪の毛を取り除く

まず最初に行うべき対処は、排水口周辺にある目に見えるゴミや髪の毛を取り除くことです。

キッチンであれば生ごみや食べ残し、お風呂であればヘアキャッチャーに溜まった髪の毛を掃除することで、多くの場合は一時的に排水の流れが改善します。

ゴム手袋をつけて手で取り除いたり、割り箸やピンセットを使って奥の方まで丁寧に掃除すると良いでしょう。

この段階で水の流れが戻る場合も多いですが、ゴミを取り除いても流れが改善しない場合は、次のステップとして排水管内部の掃除が必要になります。

排水口の蓋やヘアキャッチャーの裏側も忘れずに清掃することで、ヌメリや臭いの予防にもつながります。

② 重曹とクエン酸を使用する

市販のパイプ洗浄剤を使う前に試したいのが、重曹とクエン酸を使ったナチュラルクリーニングです。

排水口に重曹を1/2カップ程度まき、その上からクエン酸またはお酢を1/2カップ注ぎます。

すると発泡反応が起き、汚れを浮かせてくれる効果が期待できます。

15分〜30分ほど放置した後、50℃程度のぬるま湯をゆっくりと注いで流すと、油分や石鹸カスが溶け出し、排水の流れがスムーズになることがあります。

この方法は環境にも優しく、日常的なメンテナンスとしてもおすすめです。

ただし、完全に詰まっている状態には効果が薄いため、軽度の流れにくさに対して使用するのが適しています。

③市販のパイプクリーナーで洗浄

重曹とクエン酸で効果が出ない場合は、市販のパイプクリーナーの出番です。

ドラッグストアやホームセンターで購入できる液体の洗浄剤は、髪の毛や油汚れを分解する成分が配合されており、排水管の奥まで効果が届くように設計されています。

製品の使用方法をよく読み、規定量を排水口に注いでから一定時間放置し、その後に水で流すことで、頑固な詰まりや臭いの原因を解消できます。

ただし、使用頻度が高すぎると配管にダメージを与える可能性があるため、月に1回程度の使用にとどめるのが安全です。

④ ワイヤーブラシやラバーカップを使う

上記の方法でも詰まりが解消されない場合は、ワイヤーブラシやラバーカップなどの専用道具を使って物理的に汚れを取り除く方法があります。

ワイヤーブラシは排水管の奥まで差し込み、回転させながらゴミを絡め取ることができ、頑固な汚れにも対応可能です。

ラバーカップ(いわゆるスッポン)は、キッチンや洗面所よりもトイレ向けの印象がありますが、

お風呂やシンクの排水にも十分使えます。密着させて押し引きすることで、配管内の圧力を利用して詰まりを解消することができます。

これらの道具は一度購入しておけば繰り返し使えるため、自宅に常備しておくと安心です。

排水口の詰まりを予防する方法

次に、排水口の詰まりを予防する方法についてご紹介します。

排水口の詰まりを予防する方法

1,定期的な掃除を習慣にする
2,排水ネットやキャッチャーを活用する

①定期的な掃除を習慣にする

排水口の詰まりを未然に防ぐには、日頃からの定期的な掃除が何よりも効果的です。

特にキッチンやお風呂、洗面所などは使用頻度が高いため、週に1回程度の掃除を習慣化することで、汚れの蓄積を防ぐことができます。

ヘアキャッチャーやごみ受けは取り外して洗い、排水口周辺のぬめりやカビも取り除いておくと、衛生面でも安心です。

②排水ネットやキャッチャーを活用する

物理的にゴミの流入を防ぐために、排水口に専用のネットやキャッチャーを設置するのも非常に有効です。

キッチンであれば排水口ネットを装着することで、細かい食べカスや油分を直接排水管に流さずに済みます。

お風呂場ではヘアキャッチャーを導入し、髪の毛の流入を防ぐだけでも詰まりのリスクは大きく軽減されます。

排水口の詰まりを解消する際の注意点

次に、排水口の詰まりを解消する際の注意点についてご紹介します。

排水口の詰まりを解消する際の注意点

1, 強力な薬剤の使いすぎに注意
2, 無理に奥まで道具を押し込まない

①強力な薬剤の使いすぎに注意

排水口の詰まりに対処する際に、市販のパイプクリーナーを頻繁に使用する人もいますが、薬剤の使いすぎは配管を劣化させる原因になります。

特に古い住宅やプラスチック製の排水管では、薬剤によるダメージで破損する恐れがあるため注意が必要です。

適切な頻度と用量を守ることが、トラブルを未然に防ぐポイントです。

②無理に奥まで道具を押し込まない

ワイヤーブラシやパイプクリーナーなどの道具を使う際は、無理に押し込みすぎないよう注意が必要です。

配管の形状や構造によっては、奥で曲がっている場合があり、強引に押し込むと道具が破損したり、配管を傷めてしまう恐れがあります。抵抗を感じたら無理をせず、必要に応じて専門業者に依頼する判断も大切です。

水まわりのトラブルは宮崎水道サービスへ

いかがでしたでしょうか。

今回は、排水不良の原因や対処法、予防策、さらには掃除時の注意点について解説しました。

水回りのトラブルは日々の生活に直結する問題であり、少しの詰まりでも早めに対処することが快適な暮らしを維持するポイントとなります。

流れにくさを感じたら、まずはゴミや髪の毛を取り除き、ナチュラル洗剤や市販クリーナーを使った掃除を試してみましょう。

日常のちょっとしたメンテナンスで排水トラブルは予防できますし、もし改善が見られない場合でも、早めに専門業者に相談すれば深刻な状態を避けることができます。

定期的な掃除と正しい知識で、排水口を清潔に保ち、安心で快適な住まいを維持していきましょう。