「キッチンのぬめりが気になる」
「適切な方法でキッチンのぬめりを除去したい」
普段からキッチンシンクを利用している方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
キッチンシンクのぬめりは、日常的に利用している限り避けては通れない問題ですが、適切に取り除かなければ、どんどん悪化してしまいます。
そこで今回は、キッチンのぬめりについて、適切な除去方法や手順、実際に掃除する際の注意点などをご紹介します。
本記事のポイント
・キッチンのぬめりの原因がわかる
・キッチンのぬめりを除去する方法と手順がわかる
また、宮崎水道サービスでは、水まわりのトラブルはもちろん、水道の工事や設備の設置なども行っています。
家庭で水に関するトラブルを抱えている場合は、ぜひお気軽にご相談ください!
キッチンのぬめりはバイオフィルムが原因
まずはじめに、キッチンのぬめりが発生する原因についてご紹介します。
結論から述べると、キッチンのぬめりは「バイオフィルム」と呼ばれる、細菌や微生物が自身を守るために生み出す粘着性のある膜によって発生します。
水垢や油、食べ残しのカスなどが溜まっている排水溝付近は、細菌や微生物が発生するのに適した環境であり、放っておくと瞬く間に繁殖してしまいます。
つまり、キッチンのぬめりは、水垢や油、食べ残しのカスなどが原因で発生し、事前にぬめりの発生を防ぐためには、これらをしっかりと掃除することが重要となります。
実際にぬめりを除去する際の手順については、次項目でご紹介します。
キッチンのぬめりを除去する方法と手順
本項目では、キッチンのぬめりを除去する方法と手順について、以下の6つのステップに分けてご紹介します。
ぬめりを除去する方法と手順
1, 全体を水で流す
2, 余計なゴミを取り除く
3, 排水溝の部品を取り外す
4, 各部品を掃除する
5, 排水溝周りを掃除する
6, 部品を設置して完了
① 全体を水で流す
キッチンのぬめりを除去する手順の1つ目は「全体を水で流すこと」です。
キッチンシンクや排水溝を掃除する際には、まずはシンクに残されたゴミや食べカスを一度全て流します。
液体以外の固形物等がしっかりと流し切れているかどうかを確認してから、実際の掃除に取り掛かります。
② 余計なゴミを取り除く
2つ目は「余計なゴミを取り除くこと」です。
キッチンシンク内のゴミや食べカスを全て流し終えたら、排水溝のゴミ受けに溜まったものを全てゴミ箱に捨てます。
その後、キッチンシンク内、そして排水溝の中にゴミが残っていない状態を確認してください。
③ 排水溝の部品を取り外す
3つ目は「排水溝の部品を取り外すこと」です。
キッチンシンクの排水溝は、以下の部品を取り外すことができます。
排水溝の部品
1, 排水口カバー・ゴム蓋
2, ごみ受け皿
3, ワントラップ
これらの部品を取り外し、各部品、そして排水溝の内部を掃除できる状態にしておきましょう。
④ 各部品を掃除する
4つ目は「各部品を掃除すること」です。
ぬめりは、キッチンシンクで取り外すことができる部品、そして排水溝の内部それぞれに付着しています。
各部品を取り外したら、必要に応じて洗剤などを使用し、それぞれ丁寧に洗いましょう。
⑤ 排水溝周りを掃除する
5つ目は「排水溝周りを掃除すること」です。
取り外した部品と同じように、排水溝の内部にも、ぬめりが付着している可能性があります。
もしも付着しているぬめりが酷い場合には、重曹を使用したのち数十分間放置し、ぬめりが自然と剥がれ落ちるのを待ちましょう。
⑥ 部品を設置して完了
部品と排水溝内部の掃除が済んだら、元の場所に部品を設置して完了です。
前述した通り、キッチンシンクのぬめりは、シンクに残された水垢や油、食べカスが原因で発生します。
シンクのぬめりの除去が完了したあとは、水分を拭き取り、乾燥した状態を維持することが重要です。
キッチンのぬめりを除去する際の注意点
最後に、キッチンのぬめりを除去する際の注意点について、以下の4つをご紹介します。
ぬめりを除去する際の注意点
1, 部品をしっかりと分解すること
2, 洗剤や重曹を使用すること
3, 油や水垢をしっかりと取り除くこと
4, 水を拭き取ること
① 部品をしっかりと分解すること
キッチンのぬめりを除去する際の注意点の1つ目は「部品をしっかりと分解すること」です。
既にご紹介した通り、キッチンシンクの排水溝では、いくつかの部品を取り外すことができます。
細菌や微生物によるバイオフィルムは、水垢や油がある環境ですぐに繁殖してしまうため、これらの部品を一つずつ分解し、それぞれをしっかりと掃除することが重要です。
部品に付着しているぬめりが酷い場合には、漂白剤をお湯に混ぜ、その中に1時間程度浸けておくと良いでしょう。
漂白剤を混ぜたお湯に部品を浸けておくことで、タワシや歯ブラシで擦った際に、ぬめりが取れやすくなります。
② 洗剤や重曹を使用すること
2つ目は「洗剤や重曹を使用すること」です。
部品の掃除についても同様ですが、排水溝のぬめりが酷い場合は、単に擦るだけでは除去できない場合もあります。
そのような場合は、重曹やクエン酸を汚れている部分に巻き、その上から熱湯を注いでみると良いでしょう。
30分〜1時間程度時間が経つと、化学反応によってぬめりが剥がれ落ちやすくなります。
③ 油や食べカスをしっかりと取り除くこと
3つ目は「油や食べカスをしっかりと取り除くこと」です。
ぬめりの発生を防ぐ対策として、普段から油や食べカスをしっかりと流し切ることが重要です。
油や食べカスは、一度水を流しただけでは完全に流し切ることが難しい場合もあります。
フライパンなどを洗った際には、その後しっかりとシンク内の油や食べカスが流されているかを確認しておくと良いでしょう。
④ 水を拭き取ること
4つ目は「水を拭き取ること」です。
ぬめりの原因の1つである水垢は、キッチンシンクに残された水の中に含まれるミネラルが固まったものです。
つまり、水垢を発生させないためには、シンクを利用した後に内側や排水溝周りの水をしっかりと拭き取ることが重要となります。
キッチンシンクの使用後は、油や食べカスをしっかりと流し切ること、残された水分を拭き取ることを忘れないようにしましょう。
水まわりのトラブルは、宮崎水道サービスへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、キッチンのぬめりについて、その原因や除去する際の手順、掃除をする際の注意点などをご紹介しました。
キッチンのぬめりは、長期間放置してしまうと、掃除によって取り除くことさえ難しくなってしまいます。
油や食べカスはしっかりと流し切り、水垢の原因となる水分は可能な限り拭き取ってしまうことを忘れないでください。
また、宮崎水道サービスでは、キッチン周りのトラブルはもちろん、その他水まわりのトラブルや水道工事にも対応しています。
家庭内で水まわりのトラブルに遭遇した際には、ぜひお気軽にお問い合わせください!